2017/02/07
3bitter(株)がBeaconのファームウェアを拡張し、コピー対策機能を付与した「3bitter dynamic Beacon」の正式提供を開始
~Beaconを利用した不正行為を防止し、より価値の高いユーザー体験を可能に~
場所+アプリコンテンツをつなげるBeaconインフラサービス「SWAMP」を提供する3bitter株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐久間諒、以下3bitter)は、この度自社開発製品3bitter Beaconのファームウェア(※1)を拡張し、コンテンツのコピー対策機能を付与した「3bitter dynamic Beacon(以下:3d Beacon スリーディービーコン)」をリリースいたしました。
「SWAMP」を利用中のパートナーは管理画面からBeaconアップデートの申請を行うことが可能となります。
<製品特徴と生まれた背景>
BeaconとはBLE(Bluetooth Low Energy)機器の一種で、省電力でスマートフォン等と連携でき、場所やモノ等に設置することで、対応アプリがその電波圏内に入ったことを検知できる
ため、アプリを利用した場所やシーンに対応した情報やクーポンの配信などに利用されています。しかし、既存のBeaconは簡単にコピーが可能であるために、価値が高い情報・有用なクーポンとの連動が難しい現状があります。
3bitterの提供する、Beacon技術を用いてゲームを主としたデジタルコンテンツ向けにリアルな場所と連携できる領域を作り出す「SWAMP」では、これを大きな課題と考えておりました。
この課題に対し、3bitterは2015年から開発とテストを続け、Beaconのコピーを独自技術(※2)によって事実上不可能にすることに成功しました。また、この度3bitterが開発・製造している3bitter Beaconのファームウェア上で実装することで製品化に至りました。
3d Beaconはゲームを主としたデジタルコンテンツの不正取得等の不正行為対策に加え、店舗等の場所を利用したリアル連動施策におけるポイントサービスやスタンプラリー、ソーシ
ャルチェックイン、ARコンテンツ施策での付与インセンティブの向上や、見守り等におけるストーキング防止に有効と考えられます。Beaconを利用した施策をよりインセンティブ性の高いユーザ体験へ引き上げることでユーザの活性化を行えると考えております。
<今後について>
3bitterは既存のSWAMPネットワークのBeaconのアップデートを行い、コピー対策機能を追加したBeaconインフラ網を活用していく他、SWAMPを利用していない企業やサービスに対して
の3d Beacon単体での販売、3d Beaconサーバ認証ソフトウェアのライセンス販売を行って参ります。
※1 ファームウェア とは
3bitter Beaconで動作する組み込みソフトウェア。専用アプリからのアップデートも可能。
※2 独自技術 とは
unixサーバソフトウェア上で実装された秒間で値が可変する実装を3bitter Beacon端末(BLEチップ上のファームウェア)で実装し、SDKを介し認証することでBeacon端末を判断すること。
3bitter dynamic Beaconに関するお問い合わせ先:
[email protected]