- 2017/10/16
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LINE Simple Beacon・Eddystone・iBeaconの各種Beaconフォーマットを適宜変更・ミックス配信可能な拡張ファームウェア、「3bitter hybrid Beacon」を提供開始!
〜より手軽に各種Beaconプラットフォームへの複合的なアプローチが可能に〜
場所+アプリコンテンツをつなげるBeaconインフラサービス「SWAMP」を提供する3bitter株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐久間諒、以下3bitter)は、この度自社開発製品3bitter Beacon用ファームウェア(※1)を拡張し、LINE Simple Beacon・Eddystone・iBeaconの3種のフォーマットを設定・切り替え・混合配信可能とする機能を付与した「3bitter hybrid Beacon(以下3h Beacon スリーエイチビーコン」をリリース致しました。
「SWAMP」を利用中のパートナーは管理画面からBeaconファームウェアのアップデートの申請を行うことが可能となり、また製品自体の提供・販売も行います。
<製品特徴と生まれた背景>
BeaconとはBLE(Bluetooth Low Energy)機器の一種で、省電力でスマートフォン等と連携でき、場所やモノ等に設置することで、対応アプリがその電波圏内に入ったことを検知できるため、アプリを利用した場所やシーンに対応した情報やクーポンの配信などに利用されています。
しかし、Beaconはプラットフォーマー毎に異なる機能を持っており、また仕様も異なっています。
このため、一般的にはプラットフォームを絞った運用を行うか、または同一の場所で同時に多様なユーザーにBeaconを用いた機能を提供するために、複数のフォーマットに対応したBeaconを複数用意する必要がありました。
この課題に対し、3bitterはBeaconのファームウェアを拡張することにより、LINE Simple Beacon・Eddystone・iBeaconの3種のフォーマットを設定・切り替え・混合配信可能とする、3h Beaconの開発に成功しました。
Beacon機能を利用したいユーザーは3h Beaconを利用することで、フォーマットの切り替え、異なるフォーマットでの混合配信が手軽に行えることとなり、単一のデバイスでファームウェアの書き換え無しで複数のプラットフォームへのBeacon機能の提供が可能となります。
また、3h Beaconの配信モードの切り替え・設定については専用のiOSアプリケーション(※2)にて簡単に行う事が可能です。
<今後について>
2017年春にリリースした配信の値を適宜変更し、認証サーバーと連携するすることで、Beaconのコピーを事実上不可能にした、3d Beacon(3bitter dynamic beacon)にも対応し、よりセキュアな環境で様々なフォーマットのBeaconをご利用頂くことが可能となる予定です。
また一部の社外製品に向けた、ファームウェア単体での提供も検討中です。
※1 ファームウェア とは
3bitter Beaconで動作する組み込みソフトウェア。専用アプリからのアップデートも可能。
※2 2017年中にAppStoreにリリース予定です。
3bitter hybrid Beaconに関するお問い合わせ先:
con[at]3bitter.com
※[at]を@に変えて下さい。